『ゆるキャン△』2期はいつ?原作漫画とアニメの違いを比較紹介!【声優情報】

冬のキャンプを舞台にし空前のキャンプブームの火付けにもなった、アニメ化・実写ドラマ化と人気が止まらない漫画原作の『ゆるキャン△』

アニメ・ドラマ共に好評で、2021年にはアニメ第2シーズン、劇場版の制作まで既に決定しているまだまだ注目の作品です。

アニメ1期は原作漫画のどの話だったのか?2期は原作のどこから始まるのか?などを、アニメと原作漫画を比較しながら、実写ドラマ情報も交えて紹介します。

『ゆるキャン△』原作漫画情報

作者  :あfろ
掲載誌 :まんがタイムきららフォワード
連載期間:2015年5月~連載中(2020年5月現在)
コミック:既刊10巻(2020年3月現在)

本格的な背景と実在する施設の中で生きるキャラクターたち!

『ゆるキャン△』が連載されている雑誌”きららフォワード”は、そのきらら系雑誌の中では4番目に発行されたものになります。

他のきらら系雑誌が4コマ誌なのに対し、フォワードはストーリー誌というのが特徴的です。

内容もSFやファンタジーを題材とした作品が多くあり、アニメ・実写映画化した『がっこうぐらし!』もこの雑誌で連載されています。

雰囲気は基本的に同じような系統ですが、4コマは基本ギャグテイストな作風に対して、フォワードの作品は一つの大きなテーマを持ったストーリーものが多く、大ゴマを使って魅せるシーンがあるのも特徴的です。

『ゆるキャン△』は冬のキャンプをテーマにしている作品です。

ソロキャンプから団体のキャンプまで様々ですが、キャンプを楽しむ様子だけでなく、キャンプ場に至るまでの過程も細かく描かれているのが特徴です。

登場する施設やキャンプ場は実在するものを参考にしていて、劇中のキャラクターたちが本当に一からキャンプを楽しんでいる感覚が味わえます。

見開きページで魅せるシーンが多いのも特徴的です。

引用:漫画『ゆるキャン△』第2巻より

ゆるキャン△は2019年時点で単行本累計発行部数が250万部を超え、その人気はとどまることをしりません。

『きらら系』という理由で避けてしまっている方もいるかもしれませんが、影の描き方や背景絵の雰囲気作りが独特で、是非漫画好きの人にこそ手に取って読んでみてもらいたいオススメの作品の一つです。

『へやキャン△』と『ゆるキャン△』の関係は?

2020年1月にはショートアニメとして放送された『へやキャン△』

もともと『ゆるキャン△』が2015年5月より雑誌連載しているのに対し、『へやキャン△』はWEB漫画としてニコニコ静画(マンガ)『きららベース』にて2016年4月から同じくあfろ先生により連載されている作品になります。

作品は1話見開き2ページ分にて描かれ、作品は『ゆるキャン△』の単行本にも収録されており、単行本3巻より本編の後に第1話から掲載されています。

本編はリンを中心にキャンプからみの内容がメインとなっていますが、『へやキャン△』はその番外編で、名前の通り”部屋の中で雑談に明け暮れる野外活動サークル=野クルの活動”を描きます。

つまり基本キャンプはしません。

ただキャンプ関連のグッズ紹介や用語説明の話が多くあるので、キャンプ好きには意外と『へやキャン△』の方が面白かったりします。

『ゆるキャン△』アニメ・声優情報

アニメ情報
『ゆるキャン△』
 監督  :京極義昭
 シリーズ構成:田中仁
 制作会社:C-Station
 放送局 :AT-X 他
 放送期間:第1期 2018年1月~3月(全12話)
      第2期 2021年1月~
『へやキャン△』
 監督  :神保昌登
 シリーズ構成:伊藤睦美
 放送期間:2020年1月~3月(全12話)

1期アニメは大ヒット!2期のTVアニメ・劇場版・そして実写ドラマ化も!!

『ゆるキャン△』TVアニメの制作は『C-Station(シーステーション)』さん。

『ガールフレンド (仮)』『スタミュ』などのアニメを制作されていますが、TVアニメ作品は10作品にも満たないまだまだ新人の制作会社さんです。

アニメ1期は2018年1月より放送され、その作品の完成度の高さにかなりの話題を呼びました。

アニメ作品は原作に忠実に作られていますが、 オリジナルの要素としては原作やキャンプそのものの雰囲気を大切に作られていて、原作の会話の中でのみ繰り広げられた内容を再現したり、原作者と密な打合せをして話を膨らませています。

キャンプの雰囲気作りのために実際に冬キャンプのロケハンを10回以上行われたそうで、そこで体験し肌で感じたものを映像化するという徹底ぶり。

劇中に描かれる背景は実際に旅行に行ったような気分が味わえるほどに細かく綺麗に描かれ、誰もが『こんなキャンプをしてみたい!』と思えるような作品に仕上がり、キャンプブームの火付けにもなりました。

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雰囲気をより一層引き立てるBGMと主題歌が素晴らしい!!

『ゆるキャン△』でキャンプの雰囲気を作り出しているのは綺麗な背景画だけでなく、劇中に流れるBGMもまた静かな自然の雰囲気をより一層演出しています。

アニメの音楽を担当するのは立山 秋航(たてやま あきゆき)さん

多くのJ-POP作品で編曲やギターで携わっており、アニメ作品では『けものフレンズ』『くまみこ』『ソウナンですか?』などのBGMを担当されています。

どの作品も癒し系でのんびりした雰囲気があり、どれもBGMが作品の良さを演出しています。

『ゆるキャン△』では特に自然の背景シーンが多く、 BGMのアコースティックギターのメロディが癒しを演出してくれます。

実際のキャンプは自然の音も楽しみの要素の一つですが、『ゆるキャン△』のBGMを聞きながら楽しむのもアリかもしれません。

『ゆるキャン△』は主題歌も作品の雰囲気にマッチしています。

特にエンディングの『ふゆびよりは、シンガーソングライターの佐々木恵梨さんが作詞・作曲しており、「一人キャンプの楽しさ、仲間とのキャンプの楽しさ」をイメージして描き下ろしされた楽曲になります。

アコースティックギターのアルペジオとハンマリングが非常にきれいな音色で、静かなキャンプ場でも邪魔にならない切ないメロディと歌声が、作品の雰囲気と本当によく合っています。

キャラクター・声優情報

各キャラクターの名前は、アニメ内でもありましたが、岐阜県とその周辺の地名から付けられております。

🍀志摩 リン(しま リン) CV:東山 奈央🍀

本作の主人公。

キャンプ経験豊富で、主に一人キャンプが好き。閑散とした冬のキャンプしかしない。一人ほぼ遭難状態になっていたなでしこと遭遇し助けたことにより仲良くなる。免許を取得しスクーターで県境を越えた一人旅をするなど、かなり活発な高校生。山梨県中心街から高ボッチ高原だと、近いとは言えど車で1時間半はかかる道のり。なかなかの孤高なキャンパー。

担当声優は 東山 奈央 さん。

東山 奈央(とうやま なお)
・声優、歌手
・1992年生まれ
【代表作品】
『神のみぞ知るセカイ』中川かのん
『きんいろモザイク』九条カレン

2019年第13回声優アワード・助演女優賞とゲーム賞を受賞しています。高音の地声が特徴的で、幼い役を演じることが多いようですが、リンの幼いながらも大人しい喋り方もしっくりきます。

🍀各務原 なでしこ(かがみはら なでしこ) CV:花守 ゆみり🍀

本作もう一人の主人公。

富士山を眺めるのが好きで、静岡の浜松から山梨県へと引っ越ししてきた際に、自転車で富士山を見に来て途中寝てしまい、リンに助けられ命拾いする。リンとの出会いがきっかけでキャンプに興味を持ったことから『野外活動サークル』に入部する。天真爛漫ではあるが、顔色をうかがって相手を気遣える性格。その上で多少の強引さも持ち合わせている為、リンの懐にも入り込んでいける。

担当声優は花守 ゆみりさん。

花守 ゆみり(はなもり ゆみり)
・声優
・1997年生まれ
【代表作品】
『ダーウィンズゲーム 』スイ / ソータ
『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』 早坂愛

近年活躍が目立つようになってきた注目の若手声優さん。デビューは中学3年生と異例の早さで、高校時代にはニコ生情報番組のパーソナリティを務めるなど目覚ましい活躍をしています。

『ゆるキャン△』実写ドラマ情報

『ゆるキャン△』のテレビドラマは、2020年1月からテレビ東京系にて実写ドラマ化として毎週放送されました。

監督  :二宮崇、吉野主、玉澤恭平
脚本  :北川亜矢子
放送局 :テレビ東京系
放送期間:2020年1月~3月(全12話)

発表直後の反発も跳ね返す原作ファンも納得の出来!

TVドラマは2020年1月より30分ドラマで深夜帯に放送されました。

当初実写ドラマ化が決定すると、原作やアニメの出来が良いだけにファンからの反発も多く、かなりの向かい風の状況に製作スタッフの戸惑いも大きかったようです。

しかし製作陣の原作に対する熱はかなり気合が入っており、原作でモデルになったキャンプ場全てから撮影許可を得たのはもちろん、アニメでなく原作漫画を強く意識した作りをすることで、より原作の良さを引き出すことに成功しています。

リン役の女優・福原遥さんは、アニメ版を見てキャラクターの研究を重ね、地道な役作りにプロデューサーも納得の演技でした。

引用:ドラマ『ゆるキャン△』第1話より

なでしこ役の女優・大原優乃さんは漫画特有の天真爛漫なキャラクターで一番実写化が難しいと思われていましたが、走り方や細かい動きからかなり原作キャラを研究したことで評価を受けています。

引用:ドラマ『ゆるキャン△』第1話より

実写作品は往々にして原作との違いに批判も大きくなりますが、放送後は原作ファン・アニメファンからも好評でまれに見ぬ成功作と言えます。

原作のセリフ回しなども忠実に再現しているため、ときどき実写ならではの違和感もありましたが、キャラクターの雰囲気や演技力はしっかりしていて、下手にアイドルなどを起用しなかった成功例だと思います。

極端に作風を変えるわけでもなく違和感を残さないのは、原作がキャンプ場やその土地のいいところを抑えた作品だからこそ成り立っているとも感じました。

実写は原作が好きだとより避けがちになってしまいますが、私はむしろ原作ファンこそ見てほしい作品だと思います。

『ゆるキャン△』原作漫画とアニメを徹底比較!

アニメは原作漫画のどの話?聖地はどこ?

アニメ1期は全12話放送され、主にアニメは原作漫画1巻~4巻までの内容となっています。

劇中の時期では11月~12月までの2か月間の内容がアニメ化されました。

話数サブタイトル原作漫画実在キャンプ場・施設
1話 ツナ缶のなぞ1巻1話浩庵キャンプ場 (山梨県)
2話ふじさんがたくさん1巻2~3話麓(ふもと)キャンプ場 (静岡県)
3話激走!河口湖ラリー1巻4~5話道の駅 朝霧高原(静岡県)
4話ある日のしまりん1巻5~6話笛吹川フルーツ公園(山梨県)
カフェ:ころぼっくるひゅって(長野県)
ほったらかし温泉(山梨県)
5話真説・カチカチ山2巻7~8話高ボッチ高原(長野県)
パインウッドオートキャンプ場(山梨県)
6話あのころは、ふたりとも2巻9~10話四尾連湖水明荘キャンプ場(山梨県)
水明荘(山梨県)
7話ほうとう調理大作戦2巻11~12話6話の続き
8話ホラは世界を越えて2巻13~3巻14話SWEN浜松店(長野県)
9話静梨の乱II3巻15~17話きのこ王国(長野県)
光前寺(長野県)
こまくさの湯(長野県)
10話氷穴こわい3巻17~18、4巻19陣馬形山キャンプ場(長野県)
11話旅のおわり4巻20~22朝霧高原ー富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ(長野県)
まかいの牧場(長野県)
12話へやキャン△4巻23+オリジナル浩庵キャンプ場 (山梨県)

3話で単行本1巻分なので、原作消費ペースとしては一般的です。

原作に対してのんびり進行しているようにも感じましたが、もともと背景画のシーンは原作でもふんだんに使われているので、一つ一つのコマを全て時間をかけて映像化しているような印象です。

原作・アニメで出てくる施設やキャンプ場は実在しているものがほとんどで、アニメ好きの聖地としてもかなり有名になりました。

ただ残念なことに、キャンプを楽しむ人に迷惑をかける形で訪問する人が後を絶たず、『ゆるキャン△』の聖地巡礼はマイナスイメージが強くなってしまっているのも事実です。

施設に訪問する場合は、純粋にキャンプを楽しみながら巡りましょう。

アニメと原作漫画を比較してみる!

アニメと実写ドラマ、それぞれが原作漫画をリスペクトし忠実に再現し映像作品として作られている『ゆるキャン△』。

そして原作漫画も実在する施設やキャンプ場の良さ、雰囲気を再現しつつ劇中に登場させているため、どれを取ってもキャンプ本来の良さが伝わってくる作品となっています。

アニメでは一部原作からのオリジナルシーンもあるため、比較しながら紹介したいと思います。

🍀舞台は富士の国・やまなし🍀

原作漫画・アニメともに、劇中の舞台となるのは富士の国・やまなしの各地がモデルとなっています。

原作漫画でも実在する場所や背景が忠実に描かれていますが、アニメでは移動する背景、道路のシーンなど現地を巡る順番に忠実に描かれています。

引用:漫画『ゆるキャン△』第1巻より
引用:アニメ『ゆるキャン△』第1話より
引用: 『富士の国・やまなし』HPより

登場する場所は聖地としてファンの間でも親しまれ、やまなしの公式ホームページでは各話のアニメ放送シーンと実在の場所との比較写真やキャンプ場・施設の紹介がされています。

https://www.yamanashi-kankou.jp/special/sp_yurucamp/index.html

キャンプ地だけでなく、施設やお店なども名前こそオリジナルになっていますが、中の雰囲気からメニューまで実在する徹底ぶり。

アニメ8話でも登場した”アウトドア店カリブー”は、浜松にある”スノーピークストア SWEN浜松店”さんがモデルとなっており、お店の雰囲気・グッズの量なんかも忠実に再現されています。

引用:漫画『ゆるキャン△』第3巻より
引用:アニメ『ゆるキャン△』第8話より
引用: 『スノーピークストア SWEN浜松店』HPより

様々なアウトドアグッズが売られているので見てるだけでも楽しいお店です。

アニメはもちろんですが、原作漫画の描き込みと再現度の徹底ぶりはさすがです。

🍀アニメ第3話オリジナルシーン🍀

各話、少しずつ原作と異なるシーンやオリジナル要素はありますが、3話は特に監督がこだわったとされています。

リンの一人キャンプになでしこがアポなしで訪れるお話。

原作の第4話のストーリーですが、アニメ1話の原作1話分と同様に、アニメ3話は原作1.5話分で作られているため、かなり気合の入った脚本だと言えます。

冒頭シーンはアニメオリジナルでなでしこが姉にキャンプ場まで送ってもらうシーンがあります。

富士山に見惚れるシーンが印象的です。

そしてキャンプ場についてリンを探し歩くなでしこも、何てことない風景がメインのシーンですがキャンプ場の雰囲気を体験しているような、ただの日常アニメとは違った良さが際立つ演出です。

引用:アニメ『ゆるキャン△』第3話より

また、エンディング前にリンがなでしこを起こすところで、こちらもアニメ限定でリンが初めてなでしこを名前で呼ぶシーンがあります。

劇中では時の流れに沿ってキャラクターたちのお互いの呼び方が変わっていきますが、リンがなでしこを名前で呼ぶシーンを敢えて入れたことで、心情の変化や距離感をうまく表現しています。

🍀空飛ぶテントが最終話で伏線回収された!?🍀

アニメオープニングで空飛ぶテントに乗るなでしこのシーンがあり印象的ですが、最終話の12話冒頭シーンでなでしこが10年後のキャンプを想像し、空飛ぶテントでやってくるシーンがあり見事伏線(?)回収されました。

もともとこのシーン、実は『へやキャン△』の元ネタ。

演出の神保さんが原作を読み込んで取り入れたシーンが、たまたま最終話の脚本と一致していたそうです。

一部では”きららジャンプ”の代わりにテントを飛ばしたとの噂も。

🍀最終話はオリジナルシーンで締めくくる!🍀

アニメ最終話では、エンディングの後になでしこがソロキャンに出かけるシーンが入りますが、これもアニメオリジナル

なでしこが訪れたのは、引っ越してきて富士山を眺めに自転車で遠出をしたキャンプ場、そしてリンと初めて会ったキャンプ場。

なでしこが再度自転車で訪れ、一人でキャンプの受付からテントの設営まで行う姿は、キャンプを全く知らなかった1話からは対照的な演出となっています。

引用:アニメ『ゆるキャン△』第12話より

1話で見ることが叶わなかった富士山を見るためにソロキャンに来たなでしこが、初めて出会った場所でリンと出会のも、なんともほのぼのする一幕です。

それぞれが本気でキャンプを楽しんでいて、かつソロキャンプもグループキャンプもそれぞれの良さを否定しないのが『ゆるキャン△』のすばらしさです。

『ゆるキャン△』 アニメ2期はいつ放送?内容を原作から予想!

『ゆるキャン△』の2期アニメ放送は2021年1月~と決定しました。

1期アニメが4巻最終話までのため、2期アニメは5巻の最初の年末年始のお話から始まります。

2期の内容は原作漫画の5巻~9巻途中辺りまでと予想します。

5巻では静岡県の磐田・浜松、6巻では山梨県の中山湖、7巻では静岡県の野田山、8巻は静岡県の伊豆と、それぞれの地域での施設やキャンプ場が登場します。

劇中の季節は1月~3月頃までのシーズンオフ後半。

放送日から既に今年にロケハンは全て完了していると思われるので、これから時間をかけて作品が完成していくのでしょう。

また、まだ日程は公表されていませんが劇場版の制作も決定しています。

劇場オリジナルは部分的にあるかもしれませんが、恐らく劇場版は原作9巻あたりを絡めたストーリーになるのではないかと思います。

いずれにせよ、楽しみに待つことにしましょう。