朝ジムはダイエットにも仕事にも効果あり!朝食のタイミング、スケジュールを紹介!

コロナ禍でテレワークが増える中、事務作業ばかりで運動不足になっている人がかなり増えているようです。

運動不足には天候に左右されず気軽に始められるジム通いが人気で、最近では駅前に24時間ジムがあるところもかなり多くなってきています。

しかし、一度ジム通いを経験した人の半数以上が継続せずに途中で断念しているそうです。

曜日固定でルーティーン化したいのに、急な残業や飲みのお付き合いで予定が崩れてしまい、気が付いたら行かなくなっていたなんて人も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方におすすめしたい『朝ジム』について紹介したいと思います。

朝ジムは運動だけでなく仕事面や生活面でもたくさんのメリットがあります。

なまった生活に朝ジムを取入れ、生活改善にチャレンジしてみませんか??

朝ジムをする理由は仕事との関係が大きい!

ジム通いはほとんどの人が長く続かない現実

そもそも私がなぜ朝ジムをするようになったのか。それは”夜のジム通いが続かなかった” から、これに尽きます。

挫折する理由は単純に自分の意思が弱かったことに尽きますが、ジム活を続けられなかった理由は大きく以下の4点です。

・ 残業の有無が直前まで分からず帰宅時間が遅くなり億劫になる
・ 夜飲み会に誘われ予定が狂ってしまう
・ 着替えのため一度帰宅すると行く気がなくなってしまう
・ 次の日の朝のダルさが記憶に残っていて平日は足が重くなる

実際のところ、同じような理由で続けられない、挫折した方も多くいるのではないでしょうか?

結果的に通う回数が減ってしまうと、高い会費がもったいないと思い辞めてしまいます。

そこで「夜がダメなら朝に通ってみよう」という考えに至りました。

なぜ朝ジムなら続く?実は見落としている『朝の定時』!

そもそも平日定時に上がれる人で、時間に余裕があれば朝ジムをしようと思う人は少ないと思います。

逆に朝ジムを考えている人は、夜の帰宅が不定期だったり、夜のお付き合いが多い方、或いは夜の家族の時間を大切にしたい方ではないでしょうか?

まさにそんな方にこそ朝ジムはうってつけです。

なぜなら『朝の時間は不定期になりにくいから』です。

ジム通いを続けるコツとして ”ルーティーン化すること” が一番大切です。曜日や時間を固定し、1週間のルーティーンに組み込むことで継続することができます。

仕事の定時は一般的に17時~18時頃でしょう。帰宅して夕飯を考えると1時間程度の時間の余裕が生まれます。ジム活に最適な時間です。

しかし残業は基本不定期なもの。帰社時間が20時・21時となれば翌日の準備でいっぱいです。曜日を固定して残業できればいいですが、若手社員や業種によっては自分で調節することも難しく、結果的にジムのスケジュールが崩れます。

自分の仕事をうまく整えてジム通いの時間を作ることがベストですが、能力があっても仕事はふいに発生します。

そして残業は受動的なものも多く、結果的に自分では管理しきれないことがあります。

そんな中、多くの人が固定されている定時があります。それが出勤時間です。

そうそう朝の出勤時間が変動することは少ないでしょう。

朝の時間を使ってルーティーンに組み込むことによって、スケジュールを崩さずに続けられます。

夜の残業やお付き合いは不定期ですが、翌朝がきつければ前日に予定を変更できます。日曜の夜に飲み会もあまりないので月曜はフリーです。週に2~3回通う程度であれば他の予定を崩すことなく続けることができるのです。

特に仕事も頑張りたいし、飲みにも行きたい、でも運動もしたい。そんな欲張りな人にこそ朝ジムがおすすめできます。

朝ジムの効果、仕事やダイエットへのメリット・デメリット

朝にジム通いにはメリットとデメリットがあります。

当然運動することは健康的に良いことですが、一般的にサラリーマンが定時後に通う夜ジムと朝ジムを比較し考察してみます。

朝ジムのメリット1 集中力が高まり結果仕事効率UP!

朝ジムの特徴は出勤前に運動するということ。

運動すると疲れてしまい仕事に影響が出てしまうのではないかと心配になる方も多いでしょう。

しかし私の経験から言うと真逆で、むしろ集中力も上がり健康的になります。

身体を動かすことで朝から筋肉が伸び、自然と姿勢もよくなるので事務作業をしている方にこそ効果があります。

普段朝起きてから仕事開始までの時間は、一般的には朝起きて身支度をし、朝食を食べて通勤。起床から60~120分後が仕事開始時間となります。

しかし、一番集中力が上がる時間は起床4時間後と言われています。それくらい脳が完全に起きるまでには時間がかかるのです。

それに対し朝ジムを取り入れると当然起床時間が早まります。

そして運動することで脳の活動も早まります。なので朝ジムを取り入れることで午前中から集中力が上がり仕事に取り組むことができるのです。

こればかりは体質や性格にも寄ると思いますが、私は驚くほど集中力が高まりました。

私は朝の仕事が1日の中で最も重要だと考えています。メールの確認、今日の仕事と明日以降の仕事を整理する作業をすることで一日の仕事がスムーズに運びます。

朝一に集中力が高まることで必然的に一日の業務効率が上がるのです。

朝ジムのメリット2 ジムが空いてて快適!

朝ジムのもう一つ大事なメリットとして、ジムが驚くほど空いていて快適に使えるというのがあります。

どのジムも夕方の時間や休日は恐ろしく混んでいて、トレーニングマシンはおろかランニングマシンも順番待ちだったりします。

「今日は腕を鍛えたい」「今日は腹筋背筋廻りを強化しよう」など、トレーニングしたい箇所によって使いたいマシンも変わってきますが、それが選べない状況が意外とストレスになります。

しかし朝は一日を通して一番人が少ない時間帯になります。

私の通っているジムでは朝7時前後の利用者は夕方の10~20%程度。少ない日は独占状態なんてこともあります。

人が居なければ1個のマシンを時間をかけて使うこともできますし、ランニングマシンも間隔をあけて使用できるので、周りを気にせず運動出来るのも快適です。

また、一番混むのがシャワールーム。運動を終えてあとはシャワーを浴びるだけなのに待ってる時間が一番無駄に感じます。

その点も朝ならまずかち合うことがありませんし、ほとんど来ている人が変わらないので混む時間が予測できます。

せっかく同じ年会費を支払っているのですから、より快適に使える環境を選んだ方がお得に感じます。

朝ジムのメリット3 代謝が上がり痩せやすい身体になる!?

サラリーマンがジムに通う理由の多くが『運動不足による体重の増加』ではないでしょうか?

忙しいサラリーマンほど日々の飲み会や残業で生活サイクルが狂ってしまい、結果的に生活習慣病になりがちです。

夕方ジムに通ったことある方は、意外と体重が落ちなくてがっかりした経験はありませんか?

人間の代謝は昼に一番活動が良くなりエネルギーを消費します。逆に夜は代謝が落ちるため、朝昼の食事よりも夜の食事制限が効果があることは有名です。

そのため、夕方に運動した場合は当然カロリー消費はありますが、それ以降は活動量が少ないため体重が落ちにくくなります。

また運動したことにより夕飯を多く食べてしまえば元も子もありません。結果夕方のジム活は体重が落ちにくいメカニズムになってしまいます。

朝ジムの場合、運動を朝一に行うことで朝・昼の時間に代謝効率が良くなり、自然と生活しているだけでカロリーを多く消費してくれます。

ランチを多く取っても体重は増えにくく、夜の食事も制限しやすくなります。

数値的には証明できませんが、私も結果的に朝ジムの方が体重が落ちました。

生活習慣が変わったこともありますが、朝ジムを取り入れることで生活習慣を変えるきっかけになりやすいのは確かです。

朝ジムのメリット4 総合的に時短になる

これは朝の時間計画、通うジムの場所など環境によって異なると思いますが、1日の時間効率をうまく使うことが出来るようになりました。

まず、ジムに通うための往復・着替えの時間がもったいないので、私は朝起きて朝食を食べてから、通勤服でジムに通い、運動後シャワーを浴びて着替えてからそのまま会社に通勤します。

結果、普段の1日の生活に運動時間だけを効率よく取り入れることができました。

当然色々な対策は必要です。

まず気がかりなのは荷物です。着替えを持って朝ジムに行くと、出勤時に手荷物が増えてしまいます。しかし一度帰宅すると無駄に往復時間を浪費してしまいます。

対策として、私は運動着・タオルなどを詰めたジムバックを前日夜に準備し、普段の通勤の格好+ジムバックを持って家を出て、そのままジムに向かいます

ジムで着替えて運動をしたあと、荷物は貸しロッカーに突っ込んでそのまま出勤するのです。これにより会社に荷物を持っていく必要もなくなります。

あとは仕事帰りにジムにより荷物を持ち帰る。これで通勤時間内にジム通いの時間を取り込むことができ、結果的に大幅な時短となります。

当然、これを実施するには通勤ルートから大幅に外れない場所にジムがあることが前提条件となります。

ただ、大体のジムは駅前に多くありますので実施可能な可能性は高いと思います。

また、朝ジムの後にシャワーを浴びるので、朝シャンの習慣も付き身支度も整うため清潔感が増します。

朝はシャワー室もガラガラだったりするので、ちょっと時間に余裕をもった使い方も可能です。

一日を効率よく使うことは生活を充実させることに繋がります。

朝ジムのデメリット1 早起きが苦手な人は続かない・・・

ではデメリットを上げてみましょう。といっても一番はこれに尽きるのではないでしょうか。

『朝の早起きが苦手な人は続かない』

当然だと思いますが、どうしても朝起きれない人は無理しない方がいいと思います。

こればかりは体質もかかわってくるため、意欲や努力ではどうしようもできない場合が多いです。

早起きすることにより逆に寝不足になり集中力が落ちてしまっては逆効果です。無理せず、自分に合ったスタイルでジム活を取り入れることをおすすめします。

ただ、早起きは三文の徳と昔から言われている通り、朝の活動のメリットはとても大きいと思います。

早起きすることで夜の食事や寝る時間を気にするようになり、結果的に寝不足解消になる人もいるでしょう。

ただ単に早起きをするだけではなく、1日の生活リズムを見直すことが大切です。

自分の体質と相談しながら朝ジムを検討してみてください。

朝ジムのデメリット2 発汗による臭いに注意!清潔感は犠牲にしてはダメ!

朝ジムを続けて実際に一番のデメリットに感じたことは、朝から運動することにより代謝がよくなり通勤中に汗をかくことでした。

運動してからシャワーを浴び、ある程度時間に余裕をもって身体を冷やします。

しかし、運動してからは身体が火照っているため、通勤中の移動や満員電車などのちょっとした状況で汗が止まらなくなることがありました。

せっかく朝シャンで清潔になったのに汗でシャツがびしょびしょ。電車では嫌な目で見られ、昼には汗臭さで周囲の目が気になったりと、結構な失敗をしたことがあります。

まず朝ジムを計画する場合は、十分なクールダウンの時間を確保することが大切です。

シャワーを浴びた最後に冷水で引き締めるのも効果大です。水分もしっかり取り身体の内側から冷やしましょう。

冷却スプレーや汗拭きタオルを準備しておき、職場に着替えのシャツをストックしておくのも良いでしょう。

まずは時間に余裕をもって行動し、自分なりのスタイルを見つけてから徐々にルーティーン化していきましょう。

朝ジムの朝食はいつが理想?効果的なジム活プランを紹介!

朝食のタイミングが一番悩ましい

朝ジムをする上で気になるのが「朝食は運動前と運動後どちらがいいか?」という疑問でしょう。

基本的に食後30分~60分は運動を控えた方がいいと言われています。家で朝食を食べ、30分待ってからではどれだけ早起きしなければならないか・・・。

逆に運動後に朝食と考えると、一度帰宅するかジムか通勤中・会社で食事をとることになってしまいます。

帰宅は移動時間がもったいないですし、かといって外食ばかりしているわけにもいきません。

これは正直生活スタイルや環境により大きく変わると思います。ジムの場所によても変わります。

私の場合は毎日通うわけではないので、ジムの日はおにぎり持参でジムに通っています。

運動後にクールダウンを兼ねて休憩しながら軽食を取っています。

とにかく食べてすぐ運動するのはどの時間帯も推奨されていません。

しかし朝食を抜けば結果的に集中力が落ちてしまいやすいので、自分の生活スタイルに合わせて朝食の時間を計画することが大切です。

朝ジムのタイムスケジュール

私の場合の朝ジムタイムスケジュールを紹介します。  

通勤時間  家から会社 40分
勤務時間  8:45~17:30
ジムの場所 家の最寄り駅前

    ~ 0:00 前日中にジムの荷物準備
6:00 ~ 6:20 起床、着替えと朝食のおにぎりを準備
6:20 ~ 6:30 最寄り駅近くのジムに移動
6:30 ~ 7:30 着替え・ストレッチ・運動
7:30 ~ 7:50 シャワー・着替え身支度
7:50 ~ 8:10 クールダウン・朝食
8:10 ~ 8:40 会社通勤(ジム~会社まで)
8:45 ~    始業
         帰宅時にジムに寄って荷物を持って帰る

極端に早起きをしたくなかったので、普段から6時起きのスタイルを構築しています。ジムの無い日はゆっくり朝食を取り好きな時間に当てます。

運動時間も朝から激しくやりすぎると1日に支障が出てしまうので、着替えから運動含めて60分としています。

これでも運動に40分は使えるので、ランニング30分+筋トレ10分、ランニング20分x2、筋トレ40分など日によってスタイルを変えて十分な運動量を確保できます。

以前は始業時間の30分以上前に仕事を開始していました。起床時間は朝ジム前から変わっていないんです。

朝のメール処理や準備に時間を費やしたかったからですが、朝ジム後は通勤前に脳が活動し始めるので、通勤中に携帯でメールを見たり一日の予定を考えることで早出の必要がなくなったのです。

いかに通勤時間を無駄に使っていたのかを実感しました。

当然、通勤時間や勤務時間が異なれば全く違う形になると思いますが、このスケジュールを見るとそれほど大変な印象は持たれないのではないでしょうか?

ランニングマシンをうまく活用し情報収集を!

最後にランニングマシンを活用した情報収集術を紹介します。

朝の時間はニュース番組や新聞などで情報を得るのにうってつけの時間になります。当然朝ジムをするとテレビを見る時間が減ってしまいます。

そこでオススメするのが、ランニングマシンを使いながらの情報収集です。

最近のランニングマシンはネット環境やTVが繋がっているものがほとんどで、走りながらTVを見て情報収集することができます。

マシンの機種によってはNETFLIXなどのサブスクを視聴できるものもあるため、朝ジムの時間を利用して映画やドラマなどを見ながらランニングをすることも可能です。

ジム通いはとにかくモチベーションを継続することが何よりも大切です。

朝ジムを活用して好きな映画を見ることで、プライベート時間を充実させることができます。

何より自分自身のスタイルに合ったジム活が大切です。

一つ朝ジムの良さを知って頂き、自分の生活習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。